2023/03/24 10:15

かずのこふぁーむでのレオパ、アフガニクス、オバケトカゲモドキの飼育方法を説明します。
これらの種は多少特徴の違いはあれど、同じ飼育方法で飼育できるため、まとめて説明いたします。
何か不明な点があればお気軽にお問合せください。

目次

・レオパードゲッコーの基礎データ
・アフガニクスの基礎データ
・オバケトカゲモドキの基礎データ
・飼育設備、管理方法
・特記事項

〇レオパードゲッコーの基礎データ

学名:Eublepharis macularius
英名:Common leopard gecko
和名:ヒョウモントカゲモドキ
分布:アフガニスタン南部~東部、インド北西部、パキスタン(北部を除く)
頭胴長:約11~16㎝程度
寿命:10年~15年程度
生息箇所:主に砂漠気候の岩場、草原。インド北西部、パキスタン南部では亜熱帯性の乾燥林
生態:地表棲だが木のある環境下では半樹上棲傾向もみられる
食性:肉食性。昆虫類、爬虫類、齧歯類の幼獣など小型哺乳類
活動時間:夜行性

〇アフガニクスの基礎データ

学名:Eublepharis macularius afghanicus
英名:Common leopard gecko afghanicus
和名:ヒョウモントカゲモドキ アフガニクス
分布:アフガニスタン南東部のカプール川とその支流に沿って生息し、パキスタン北部まで広がる
頭胴長:約10~15㎝程度
寿命:10年~15年程度
生息箇所:岩の多い砂漠や草原。砂地は避けている
生態:地表棲だが木のある環境下では半樹上棲傾向もみられる
食性:肉食性。昆虫類、爬虫類、齧歯類の幼獣など小型哺乳類
活動時間:夜行性
☆アフガニクスとはレオパードゲッコーの亜種の一つです。
他の亜種と比較しとても小柄であり、体重は40~50g程度です。
国内で販売れている「アフガン」とは別物となります。
あちらは「アフガン」というインボイスで入荷した個体です。
アフガニスタンで採取したmaculariusのWC個体を繁殖させたものになります。
ワイルドラインとしてよく流通していますが、アフガニクスとは別物であり体も一般的なレオパのサイズになります。
過去にドワーフフォーム、Aタイプと呼ばれていた個体はアフガニクスとなります。
国内CBの「アフガン」はBタイプという名称で区別されていたこともあります。
繁殖を視野に入れている方はご注意ください。
※上記のようなmaculariusの亜種はロカリティとしての意味合いが強く、ホビーとしての分類となります。
学術的な意味での亜種は現在すでに抹消されています。

〇オバケトカゲモドキの基礎データ

学名:Eublepharis angramainyu
英名:Iranian/Western Leopard gecko
和名:オバケトカゲモドキ
分布:イラン、イラク、トルコ、シリアの山岳地帯
頭胴長:約13~17㎝程度
寿命:10年~15年程度
生息箇所:山岳地帯、岩場、草原。
生態:地表棲だが木のある環境下では半樹上棲傾向もみられる
食性:肉食性。昆虫類、爬虫類、齧歯類の幼獣など小型哺乳類
活動時間:夜行性
☆オバケトカゲモドキはロカリティ分けされています。
「イーラム」「ケルマンシャー」「フゼスタン」「チョガザンビール」など。
繫殖を視野に入れている方はご注意ください。

〇飼育設備、管理方法

・飼育ケージ
レオパ、アフガニクス:30~45㎝ケージを推奨。
オバケトカゲモドキ:45~60㎝ケージを推奨。
狭くても飼育は可能であるが、ある程度の余裕度はあった方がいいと思います。

・床材、ケージレイアウト
お好みのもので大丈夫ですが、砂系は誤飲して詰まらせ死亡するという話を聞きますので避けます。
どの床材も一長一短ありますのでお好みの床材を見つけてください。
うちで使用しているのはエキゾテラ デザートソイルです。
糞の水分を吸着し固めて捨てやすくしてくれます。
誤飲しづらく見た目もよく、管理しやすいです。

シェルターは素焼きのウェットシェルターをお勧めします。
ある程度の湿度を要求するため、常に水を入れた状態にします。
水飲み場も用意し、常に水を飲めるようにしてください。

・温度
レオパ、アフガニクス:30度~32度程度
オバケトカゲモドキ:28度~30度程度
ホットスポットとしてパネルヒーターをケージの1/4程度敷いてください。
オバケトカゲモドキに関しては生息地の標高が高いため、少し涼しめが良いかと思います。

・湿度
ウェットシェルターに水を常備します。
霧吹きをする場合は生体に直接かからないようにします。
基本は乾燥状態+ウェットシェルターの組み合わせです。

・餌
昆虫系の活餌、冷凍餌、人口フードなどお好みの物をお使いください。
個体に合わせて食べる餌を用意してあげましょう。
ミルワームを使用する場合は特にしっかりとガットローディングをすると良いです。
うちでは個体のサイズに合わせた活コオロギと冷凍コオロギを使用しています。

・サプリメント
カルシウムパウダーをダスティングします。
たまにビタミンD3入りを使ってあげてもいいでしょう。
また、カルシウムパウダーを小皿で常設すると足らない分を舐めとります。
産卵しているメスなどには特に入れてあげると良いかと思います。

・紫外線灯
夜行性種のため不要ですが、昼夜の明暗差がある環境にケージを置いてください。
直接窓からの光が当たるような場所はオーバーヒートの原因になるのでやめてください。
部屋のカーテンを閉め切った状態にせず、明るさを取り込んだ部屋においてあげましょう。

〇特記事項

・アフガニクス、オバケトカゲモドキの給仕頻度
アフガニクスは体が小さく食べる量が少なめです。
レオパよりほんの少し給餌頻度を上げてあげるといいと思います。
体調不良、産卵などで痩せると一気に痩せてきますので気を付けてください。
逆にオバケトカゲモドキはとてもたくさん食べます。
レオパより少し給餌頻度を下げても大丈夫です。
餌の与えすぎによる痛風なども報告がありますので、個体にあった適度な給餌頻度で餌を与えます。