2023/03/24 10:38

かずのこふぁーむで使用したことのある餌虫について紹介していきます。
気になるものがありましたら是非使用してみてください。

目次

・ローチについて
・ハニーワームについて
・ジャイアントミルワーム、ミルワームについて

〇ローチについて

デュビアはボリューム感抜群ですが、成長速度が遅いです。
レッドローチは趣向性が高いですが、動きが早く扱いづらいです。
コオロギが鳴くのがどうしても許せない人はローチ類を使うのもいいかもしれません。

デュビアはフトアゴ、モニターなどのトカゲ飼育者に、レッドローチはヤモリ飼育舎にちょうどいい大きさです。
与える際は頭を少し潰し、瀕死状態にしてから与えるのがおすすめです。
趣向性は高いので、自分に合っていると思えればメインで使用できると思います。

管理は通気性のいいケースに紙製卵パックを足場にした乾燥飼育が基本です。
水分は餌からとらせ、水飲み場などは用意しなくても大丈夫です。
気になるようであればコオロギ同様に給水タンクをご使用ください。
蒸れさせるのが一番よくないため、とにかく乾燥させることが大切です。

餌は野菜やコオロギフードなど。
クレスフードやグラブパイなどの残りをあげるのもオススメです。
餌を与えていれば勝手に繁殖していきます。
繁殖ペースを上げたい場合は温度を上げるといいです。

昔は糞が最高の床材だ、と言われていましたが掃除した方がいいです。
掃除の際は粉じんもでますのでマスクをしたほうがいいです。
アレルギーの症状が出てしまうとつらいので、予防が大切です。

〇ハニーワームについて

趣向性が高く、脂肪分が多いため手っ取り早く太らせたい、栄養を高めたいときには便利なハニーワーム。
買ってきた分なら普通に使えばすぐなくなっちゃいますので、キープもあまり気にしなくていいです。

ただ、価格が高いです。たくさん使いたいなら自家繁殖ですね。
自家繁殖させるとアホほど増えるんで使いきれないかもしれません。
養蜂家さんにとってはガチ害虫なので外には絶対に逃がさないように。
使いきれなくなったら培地ごと冷凍して燃えるゴミです。

ではまず培地から。
フスマとハチミツ+グリセリンが基本です。
グリセリンは薬局に売ってます。
うちではそこに鯉の餌を追加で入れています。
これで栄養価アップ!プリプリになります。
培地を作るときの注意点は、絶対に水を入れないこと。
ハチミツが発酵して腐ります。
だからハチミツをグリセリンで薄めるんです。
ハチミツはレンジで少し温めてやると馴染みやすくなります。
培地の材料費だけで4000円ほどかかってますが、アホほど取れるハニーワームのためです…

この培地に大きいハニーワームを入れておくと、蛾になって交尾し卵を産みます。
卵は狭いところに産みつけるので、蓋の隙間とかに産み付けられます。
段ボールの切れ端とかをうまいこと入れておくと、そこに産んでくれることもあります。
成虫が全部死んだら、蓋の隙間に産み付けられた卵を培地側にできるだけ落とします。
ハニーワームのベビーはめちゃくちゃ小さいので、隙間から脱走してしまうためです。
脱走したハニーワームは、家の柱など木材を食べてしまいます。
そしてある日蛾となり部屋を飛びまわります。
絶対に逃したくないですね。気を付けましょう。

脱走対策として、飼育ケースより大きなケースに水を張り、その中に飼育ケースを入れます。
隙間から脱走したハニーワームは溺死しますので、これで解決です。
水が蒸発して無くなったら無意味ですので、そこだけ気をつけてください。

培地がしっかりしていれば、中ですくすくと育ってくれるのでしばらく放置しましょう。
ハニーワームは個体量という武器を使い、自分の運動エネルギーを熱に変換し、培地を温めてより急速に成長していきます。
培地が全て食われ糞となると、外の世界を求め壁面を登り始めます。
そうなる前に追加で培地を入れてやりましょう。
ある程度のサイズまで育てば収穫の時です。

小さい容器に新しい培地を入れて、無限に蠢くハニーワームを小分けにしましょう。
そのままにしておくと培地内で発熱しあっという間に蛾になります。
保管は温度を弱にした野菜室で行います。
1ヶ月程度は仮死状態で保存できます。

さあ頑張って使いましょう…
なお、メインの餌にするのはお勧めできません。
あくまで補助食です。
もう無理ー!てなったら、培地ごと冷凍して燃えるゴミ。
そしてまた成虫を用意して増やしていく…という業の深い使い方になります。
成虫の蛾の数はあまり多くしないことをお勧めします。
培地さえ用意してしまえばあとは放置でいいので楽ちんですね。
主食になり得る栄養バランスだったらよかったのに……

〇ジャイアントミルワーム、ミルワームについて

ミルワーム系は栄養価のバランスがあまりよくないと言われていますが、ガットローディングでメインを張れる餌となりえます。
海外ではジャイミルをガンガン食わせ、消化を良くするために高温飼育するブリーダーが多いそうです。
だから入荷直後のやつはコオロギあんまり食べなかったりするんですね。

ミルワームの飼育は、フスマに埋めて、生体に与える前日に野菜などを食べさせて栄養価を高め、糞として排出される前に生体へ与えるのが基本です。

アホほどめんどくさいですね。
そもそもフスマなんて栄養価の少ないもの食ってるからいけないんですよ。
ということで、フスマは捨てます。

園芸用の石を除去するザルがあるとジャイミルだけ分離できて便利です。
ミルワームなら普通のザルがいいですね。

フスマの代わりにカメの餌をザーッと入れてしまいましょう。
主食兼床材です。
これでちまちましたガットローディングとはオサラバです。
体の中が常にカメの餌になり栄養価が高くなります。
これで思い立った時にいつでも与えられるようになります。
でもカルシウムのダスティングは必要です。
水分が取れるよう、たまに野菜やあまったクレスフード、ゼリーをいれてやるといいです。

自家繁殖は、ちょっと手間です。
ジャイミルは過密状態だと成虫にならないので、個別管理します。
成虫になったら一緒にしておくと、そのうち湧いてくるそうです。
ミルワームは過密でも成虫になりますが、成虫になったらわけたほうがいいです。
成虫が蛹を食べてしまうそうです。
正直、こいつらは自分で増やす手間を考えると買った方がコスパがいいです。
ミルワームとかホームセンターで200円でいい数買えるし、ジャイミルはヤフオクでキロ買いすると安価でアホほど届きます。
丈夫な生き物なのであまり死にません。
でも死んでる個体を見つけたらその都度取り除いてあげてください。
菌などで大量死する場合もあります。